データで見る「お米と肥満」

「お米を食べると太る」と勘違いされている方がいらっしゃいますが、データで見てみるとどうでしょうか。

 

下のグラフは「1人当たりのお米の消費量の推移」です。

めっちゃ右肩下がりですね。

お米屋としては悲しい限りです(T_T)

 

実際にお米を販売してても、減っている感覚はありまして、以前は14kgのお届けもたくさんありましたが、最近は2kgや3kgで購入される方もかなり多いです。

 

では、お米の消費量が減っているのだから、太っている人は減っているのかと思いきや、実際はそうなっていないですよね。

 

下のグラフは「肥満の割合の年次推移」です(こちらは昭和55年からのデータしかありませんでした)

「お米の消費量」は減っているのに、「肥満の人の割合」は増えてますね。

 

データで見ると「お米を食べると太る」は当てはまりません。

つまり「太る」理由は「お米」ではないということです。

 

実際には脂肪分の多いおかずやお菓子、運動不足など他の原因で 肥満の人が増えていると思います。

 

でも「お米を減らすと体重が減った」という人もいますよね。

それは体の水分量が減っただけで、体の脂肪が減ったわけではないんです。

 

ちょっと難しい話ですが、お米などの炭水化物は体の中に入ると「グリコーゲン」という物質に変わり、筋肉にたくさん入って水分をたくさん貯めれるようになります。水分をたくさん貯められるので体重は重くなります。

 

逆にお米など炭水化物を摂らないと体に水分を貯められず、体重は軽くなります。

でも体重は軽くなっても、脂肪の量は変わってません。

 

ダイエットの目的は「脂肪を減らすこと」ですよね。

くれぐれも間違ったダイエット方法で体調を崩さないように気を付けてください。

 

ご興味ある方は「お米ダイエット」のご提案もさせていただきますので、気軽にお問い合わせください。